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ピアノの寿命はどのくらい?

 

ピアノの寿命はどのくらい?

 

 

物品を交換していけば、寿命は半永久的といっても、
過言ではないでしょう。

実際に、欧米では、百年以上もの昔のピアノが修理されて
現役でつかわれているのです。

 

しかし。

経済的な観点でみたときに、日本の場合は事情が異なります

日本は、大量生産ピアノが普及しているので、
しっかりした新しいピアノが安く! 手に入ります。

したがって、実際に
古いボロボロのピアノを修理して、多額の費用をかけるよりは、
その費用で新しいピアノを買ったほうが安上がりという場合も
すくなくありません。

このようにして、
古いピアノは「寿命がきた」ということで廃棄されることになります。(´・ω・`)

そのため、
ピアノの寿命は、そのピアノが持っている価値と比例するといってもよいでしょう。

古いピアノと同じ程度のピアノを新たに買うときに、
それが 非常に高価なものであり、
修理するほうが安いのであれば、
そのピアノは修理されて、寿命がのびる可能性が高くなります。

反対に、安いピアノであれば、
新たに買うほうが ましということに なるわけです。

 

修理やオーバーホール無しで、どれほどの使用に耐えられるのかという観点でみると、
普通の使用環境で 定期的な調律をおこなっていれば、
国産の大手メーカーピアノで、だいたい30年以上はもつ
と考えてよいでしょう。
これ以上、安定してつかうためには、
それなりの大掛かりなメンテナンスが必要になってくるかもしれません。

 

 今後は、環境保護などの観点から考えても、

日本も欧米に見習って、
多少高くとも、本当にいいピアノを手に入れて、
きちんとメンテナンスをして、末永くつかうべきではないでしょうか?

 

東京で開催された 2001年楽器フェアには、
120年前のアメリカ製クナーべのピアノが展示されていました。
日本ピアノ調律師協会の有志によって、完璧に修復されていて、
とてもしっかりした音色を響かせていました。
クナーべは、当時の普及品で特別に高級なピアノというわけでもなかったので、
これは、どんなに古いものでも直すことができるという、
一つの見本になっているように思います。

 

 




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